2020年10月ごろの色々

10月を迎えて、そろそろ2020年の終わりも近いなあと思う季節になりました。

この記事に載せた絵ですが、昔描いていたあるマンガの単行本4巻の後ろの方から、ひとコマを素材として抽出し簡易的に色をつけてみたりしたものです。もとはモノクロだった物ですが、着彩するためのレイヤーの効果などを、自己流で施してあります。

これのもう少しサイズが大きい物は、いつものデータと同じようにこの文章の後ろに並べておきます。

9月から10月にかけての話と自分の『身体障害者手帳』の話

右半身麻痺は、やはり2020年の他の月と同様、相変わらず良くなってはいませんし、やはり極端に悪くなってもいません。

ここでまたいつものように繰り返し書いてしまって、たいへん申し訳ありませんが、これまでの病状の経過ぽいような記事は『2020 - Recent Information』それから『2020 - 6 - Thank you』などもご覧になってみてください。

『令和2年2月17日交付』の『身体障害者手帳』

あと、そういえば自分の場合、2019年7月に脳出血が発病してその後年が明けて2020年2月になってから、『令和2年2月17日交付』と書いた自分自身の、『身体障害者手帳』というものが交付されています。このへんの話はまだ書いてなかったと思いますので、ほんのちょっとだけそのことに触れます。

その『身体障害者手帳』によれば、自分は(手帳に記載されている事柄を正確に書きます)『身体障害者等級表による等級 1級』になっていて、その『障害名』というのは『左被殻出血による右上肢機能の全廃(2級)』それと『左被殻出血による右下肢機能の全廃(3級)』という事になっています。その隣には『再認定』という欄があって、これはどちらも『不要』という風になっています。

と、まあ書面の上では、そういう扱いになっているわけです。なんとなく意味は通じますけれども、まあ、そういうものなんでしょうね。

ちなみにですけど、「障害年金」関連の件で、日本年金機構の窓口に年金相談に行った話を。それによれば、どうも自分は過去の分の年金に未払いがあるらしく、資格を満たす事ができないので「障害年金」という制度は受けられないという事でした。何か日本年金機構の人にはそう言われて、「すみませんが、どうぞお引き取りください(そんなような意味の言葉を)」を言われて終了でした。

実際のところはどうしてるのか

それで、実生活は果たしてどういう風に暮らしているのか。たとえば「歩く」という時は、必ず地面をつく杖を左手に持って、左脚と左股間節それから、かろうじて少しだけ生きている右股関節を使いながら、動かない右脚を押し出すような感じで歩く(というか、無理やり前に向かって進む)わけです。

ものすごく、非常にゆっくりとしか進めませんが、とにかくこれで顔を進行方向に向ければ、どうにかこうにか思った方向に進むことはできます。

もうひとつは右腕ですが、これはもう利き腕としては、なんともすることができなくなってしまったわけです。ですから身体の右腕の定位置の所で、することも無くぷらぷらと揺れたり、時折緊張してひきつって身体の中央でかたまってみたり、自分の意思とはほぼ無関係にそういうことをやっています。

文字も絵も、何もかも、これまで右腕に依存して生きてきた自分のような人間には、もう正直、途方にくれていると、そういう感じなわけです。実際な所。

それから失語症も、やっぱり相変わらず症状が残っているのがずっと続いてる状態です。(そういやその失語症は『身体障害者手帳』に記載とかが全く無いのだけど、あれはどういう事なんだろう。)

たとえば言いたいことが実際に意味を伴った音節になり、言葉になって喉や口から出てくるのまで、しばしば時間と困難を必要とするような場面に遭遇する、いつもそんな感じです。

ですから、たとえば急に全く知らない人と、どうしても話をしなければならない時などには、何か自分が相手に対して変に思われる行動をとってしまっているのだろうと考えて、今は少し憂鬱になったりもします。

これから先、生きていく上で克服しなければならないことなんでしょうけれど。

と、いったところで

今回はとりあえず、この辺りで終わろうと思います。

ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。それでは失礼いたします。

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