2019 - 2 - 28

記事タイトルの数字は、今この文章を書いている時点の日付です。絵の方は2007年かそこらに、蓄音機でスクラッチという題材で描いたものだったと記憶しています。

(2020年注記:2020年12月19日頃にこの絵をセピアっぽい色のファイルに差し替えました。新しい色付きファイルのバージョンは『2020年12月の色々 - December 2020』という記事の中に掲載してあります。)

2007年ぐらいに描いた絵 

なぜそんな昔の絵で記事を作ったのかというと、ついさっきこの絵の完成形みたいな動画をYouTubeで見つけてしまってちょっと感動したので、まあ上の絵自体はその動画紹介のついでなのです。

英BBCの動画 - 『Blue Monday using 1930s instruments』

そういう事で、動画のタイトルと説明文、リンクなどを貼って引用とさせていただきます。英BBCの公式チャンネルからの動画です。

Orkestra Obsolete play Blue Monday using 1930s instruments - BBC Arts
Orkestra Obsolete play Blue Monday using 1930s instrumentsの宣伝材料

More information: http://bbc.in/1SC6Atc New Order's Blue Monday was released on 7 March 1983, and its cutting-edge electronic groove changed pop music forever. But what would it have sounded like if it had been made 50 years earlier? In a special film, using only instruments available in the 1930s - from the theremin and musical saw to the harmonium and prepared piano - the mysterious Orkestra Obsolete present this classic track as you've never heard it before.

BBC公式Youtubeチャンネルより引用。

2016年3月10日に公開された動画の様なので、気が付いたのが3年遅いんじゃないかという所は置いといて下さい。

New orderのBlue Mondayという1983年の曲を、1930年代の楽器やラジオっぽいノイズ発信機、他にテルミンという楽器などで演奏している(という設定らしい。音声についてはエフェクトやサンプリング音での処理が混ざってたりするかも)動画なのですが、Blue Mondayという曲に対して思う所もいくらかあるせいか、非常になんというか打ちのめされる様な気分がしました。

特に2分51秒から3分7秒あたりの、何らかの機械から発生される音とテルミンの演奏が絡むあたりがもう、聞いていて細い指で心臓を強く掴まれるような気持ちになります。

世界観として、こういういろんなベクトルのタイムラインがぐるぐるに混ざり合った様な表現が自分はものすごく好きです。許されるなら(許されませんが)こういうずぶどろの世界に入り込んでそのまま朽ち果てて砂になりたい、という感情がふと頭の中を触るような気もします。

気がするだけです。

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