Transformation Equipment

この絵について 

すぐ下の絵はその昔、最初のiPod touchが発表された頃に影響されて描いた絵です。後から中央の枠内に上の絵の様な人型と月の表示を追加して、マンガの中で変身用端末装置のディスプレイとして使用しました。

iPod touchの画像を発売が発表されてすぐに見た時は、思わずこういう絵を描きたくなるぐらいの何というのか、脳にある種の刺激を受けたみたいな気がしたことを少しですが覚えています。

2020年12月の追記として 

すぐ下の画像は、2000年代頃の街で配られていた風を想定した空想上のビラを、2020年になってからまとめたものです。変身用端末装置が大量生産されて販売されているという、存在していない未来を絵にしてみました。

それで、2020年の追記のついでというわけではありませんが、iPod touchの最初の製品の発売が年代的にはいつぐらいだったのか、自分の記憶的にも曖昧になってきているので、とりあえずWikipediaにあたってみる事にしますね。

初代iPhone(2007年6月29日米国発売)より電話とショートメッセージサービス(SMS)機能を削除したタッチスクリーン機器として2007年9月5日(日本時間9月6日)に公表され、日本では2007年9月22日より出荷が開始された。

発売当初よりiPhoneで培われた技術を採用しており、物理的なボタンは極力少なくし、ほとんどの操作は画面にタッチして行うという特徴を持っている。

『ウィキペディア(Wikipedia)』 iPod touch より引用。

という事で、Wikipediaをすべて信用するわけではありませんが、一応そこで得られるデータ的に初代iPod touchの発売は、初代iPhoneと同じく2007年という事になります。この文章を書いている2020年から考えると、10年以上昔の話です。

この記事のまとめにかえて

実は、2007年という年代が『昔』という言葉でくくられるという、そういう時代になってしまったという感慨みたいな物が自分にもある事に気が付いて、正直な話ちょっとだけ驚きました。まあ冷静に考えればそこら辺は当たり前の話になるのでしょうけど。

でも、『ちょっとだけ』というくくりでそれこそ1970年代あたりから時間の流れ方を眺めてみると、流線形のエアカーを否定して、ノストラダムス辺りのジャンルのわかりやすいディストピアを夢想していた、かっての『近未来』という生命体が見えてくるのがわかります。

その生命体が、実在しない超特急列車の在来線の中で違う座席を捜しまわってうろうろしている様子が、それこそ『ちょっとだけ』頭の中をよぎって、その姿にいろんな意味で思う事があるのでした。

そういうわけで、過去は昔の未来を侵食して広がってゆく、という少し奇妙な概念をついでに思いついたところでこの回は終わりにしようと思います。最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました。

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