Expression

この絵について 

もともと平井和正さんが書かれた『狼の紋章』という小説と、CGが発達する以前に特殊メイクの技術を使って変身を表現していた狼男ジャンルの映画群(『狼の血族』や『ハウリング』など、たくさんありました)に強い思い入れがあった事から、同様の雰囲気を持つ作品を作ろうとして動いていた時期がありました。その頃描いた試作画のひとつです。

あと少しだけ昔話を 

むかしむかし、このブログを始める前にサーバーを借りて自分のサイトを作っていた時期があったのですが、言ってみればこの絵はその頃の古代遺跡みたいなものだと思います。おそらくは『Suspense Thriller Movies』という記事の絵と同時期に描かれたのではないかと推測されるのですが、どうでしょうか。

ところで自分の場合、この時期の記憶をこんな風に推測で組み立てていることが多くなってきて、それはあんまり良い傾向とは言えないなあと常日頃から考えているのでした。自戒と反省をこめて、ここにそのことを一応記しておこうと思います。

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