Page6 - Web version comic "guernica"

Web version comic "guernica" p6 

それでは、このページの付録テキストを、少し長めですが以下に紹介します。2020年にリライトした文章なのですが、そのままお蔵入りにしてしまった物です。タイトルは "『Danny Go』を繰り返し聞く" といいます。

『Danny Go』を繰り返し聞く 

曲名と画像 

記事タイトルにある『Danny Go』というのはミッシェルガンエレファントというバンドの曲名です。自分はとても好きな曲なのですが、下に載せる画像のもとになった絵(もともとは『ゲルニカ』というマンガのひとコマでした)を描いている間は、その曲を繰り返しずっと聞いていました。

2020年追記

今までここにあったWEB掲載用のjpgは、2020年10月に改めて見たところあまり上手くいってない様に感じました。そのため今回、もとになったマンガの原稿から再度抜き出して色彩加工を行うなど、WEB掲載用の新しいjpgを作り直す作業をやってみました。

ところで、加工のもとにしたこのマンガは1970年代を舞台にしたもので、2011年から2012年にかけて(その頃の生活の時間の合間に)描いていたものだったのですが、どういうわけか原稿を描いていた間はずっとその『Danny Go』という曲と、もうひとつニューオーダーというバンドの『Krafty』という曲を繰り返して聞いていると、描く作業に集中できている気がしていました。

同じ曲をリピートするということ

なぜなのか、というのは色々と思うことがあります。以下は2020年になっても今だに時々考えていることです。

『Krafty』の方は、自分の脳の按配で、少し説明らしきものに近づいたりはします。(または離れちゃったりもします。詳しくは『Krafty』を繰り返し聞くという記事を参照してください。)

『Danny Go』という曲も、曲自体を繰り返し聞くと描く作業に集中できる、ということに何か理由らしきものがあったりしたとは思います。ただ、今だにそれが何なのかは、はっきりとした答えが出せないのです。

ただ、これは理由に関係しているかはわからないですけれど、曲を聴いている間の「集中できている」という時の気分は、前向きで高揚しているとてもいい気分だったということは覚えています。この時代(2011年から2012年)の自分の実生活にはそんな気分は全く無かったのですが。

感謝と敬意

とりあえず『Danny Go』と『Krafty』に気分的に助けられたことは事実だろうと、自分はそう考えています。ですから改めて上記二つのバンドとそれぞれの曲に、当時マンガを描く推進力のようなものをくれたことへの感謝と敬意の気持ちを捧げたいと、そういう風に強く思うのでした。

といったところで、今回は終わろうと思います。ここまで読んでくださって、どうもありがとうございました。

ひとつ前のページに戻る
Go back