Guernica

1970年代を舞台にしたマンガからのひとコマ

雑誌読み切り用に描いた『ゲルニカ』というマンガからです。

その昔、YMOというバンドが『BGM』というアルバムを作った時に、いったんリズムセクションをすべてアナログレコーダーで録音してから、それを当時最新鋭のデジタルマルチトラックレコーダーに流し込んで使用して、あの味わい深い独特の音色を作り出した、という有名な話があります。

このマンガを描いた当時(2011年ぐらいでした)何かそういう味わい深さみたいな事をマンガで表現したくて、まず紙に絵を描いてから一部をスキャンしてデジタルでエフェクトや背景の看板の文字などを入れてからプリンタで出力し、再度原稿用の紙に貼り込んで、更に必要であればスクリーントーンをまた上から貼って入稿原稿とする、みたいな作業をひとりで延々とやっていました。不思議とそういう作業が苦にならなかったので。

やがてこのマンガを描いて以降は、原稿自体をデータで入稿する方式に切り替えたのでスクリーントーンを切って貼るという様な事もしなくなりました。