13:00頃のコインランドリー
この絵について
自分のマンガ『モノクローム・キューブ』の作中で、ある街の昼間の風景を描いた2コマの絵です。
2つのコマを並べて置いたことによって発生するイメージが、読まれた方の中に何かしら感情として残ればいいなあ、と思いながら描いていた絵になります。
空気感として影響を与えてくださった、海外の作品
それから、形にならない空気感というか、人間が生きているのを空気を確かめながら描くという、そういうことについてヒントを与えてくださったマンガがあります。
海外の作品で、夜の女性の姿を描いた素晴らしいコミックスです。『Clara... de noche』というのがその作品のタイトルになります。Carlos TrilloさんとEduardo Maicasさんが脚本を書かれ、Jordi Bernetさんが作画をされた連作コミックスです。
その作品の特に初期に描かれたお話を読んだ感動は、自分のマンガの例えば先ほどの2コマに、やはり形にならない空気感で影響を与えてくださったと、そう私は思っています。
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