Suspense Thriller Movies

エロティック・スリラーと呼ばれるジャンルの映画に出てきそうな女性を描いた絵

この絵はもともとBloggerに来る以前の自分のサイトで書いた文章の挿絵ですが、クリックして拡大するまでもない小さな絵だったので、今回の記事更新ではもとのデータと同サイズの画像に変更しています。

文章の方は何を書いていたかというと、おおよそ以下に示す図例の解説みたいな事をやっていました。当時の文章と画像データの一部を紛失してしまったので、今回覚えている範囲での再現と、少しだけの追記をしてみようと思います。

エロティック・スリラーと呼ばれるジャンルの映画タイトル書体のシミュレーション3例

図例1は、日本ではエロティック・スリラーあるいはエロティック・サスペンスと呼ばれている種類の映画のおそらく代表的な作品のひとつ『氷の微笑』、その日本公開時のタイトルで使用された書体を参考に作成したものです。

この書体は、(たぶんアレンジもととして更に以前の映画があるとは思いますが)『氷の微笑』という映画がヒットして以降、いわゆる”エロいサスペンス”と思われる映画の日本語タイトルには非常によく応用されていた印象があります。

なお、特に強調する事でもないか、とは思いますが自分はこういったエロいエロいサスペンス映画はとても好きでよく観ておりましたので、こんな風な書体が多く使われていた、という印象はそんなに間違っていないと思います。

また、この書体イメージの若干のアレンジ例として、テレビ東京系列の映画枠で時々放送していたあのなんともエロい『ワイルド・シングス』という作品の、放送時の日本語タイトル書体があった事をちょっと覚えています(あの書体のルーツも過去、たぶんどっかにあると思う)。

で、図例2と3はその書体の法則の様なものに、適当に思いついた言葉を代入してみたものです。その昔同様の文章を書いた当時は、こうしたパブリック・イメージの適用が何の変哲もない言葉の印象をいかにエロく変化させるか、みたいな事に興味があって書いていたのです。

しかし、後になって思い当たったのは、そもそもこの考え方は、『氷の微笑』をご覧になっていない方や、同映画についてのイメージをまったく持っていない方にはあんまり伝わらないのではないか、という事でした。それ以降は、”一般的と言われているイメージ”について語る事は実は少し難しい、と時々思う様になって現在に至ります。

セックス・ピストルズ解散後のジョン・ライドンさんが『PiL(パブリック・イメージ・リミテッド)』というバンドを作った時の気分の様なものに、ようやく思いが辿りついたという事になるでしょうか。

以上、少し長くなってしまいましたが、多少反省の意味も含めて書いてみました。『氷の微笑』という映画の、印象深い強烈な肌色を持つ映像を作られたポール・バーホーベン監督とヤン・デ・ボン撮影監督に敬意を表して、この文章を終わろうと思います。

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